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今年4月から、Hib、肺炎球菌、子宮頸がんワクチンが定期接種となりました。
予防接種の対象年齢や、接種間隔が変更になったワクチンンもあります。当クリニックスタッフにご相談ください。当クリニックでは、ワクチン専用の時間を設けず、診療時間内であればいつでも接種可能です。毎日行っていますので、ご家族のご都合や、子供さんの急な発熱があったりしても予定が立てやすく変更が可能です。

新しいワクチンが導入され、赤ちゃんが接種するワクチンの数が多くなり、「どのワクチンをどんなスケジュールで打てばよいのですか」と相談を受けることが多くなりました。

乳児の月齢によってかかりやすい病気があります。かかりやすい時期にワクチンを接種しておくことが重要です。

2ヶ月
Hib、肺炎球菌
を始めましょう。Hib、肺炎球菌による髄膜炎は2ヶ月~1歳未満がもっとも多い病気です。免疫獲得のためにできるだけ早く初回の3回を終えることが重要です。私が小児科病棟に勤務していた時も、Hib、肺炎球菌の肺炎から菌血症になって入院される患者さんがたくさんいらっしゃいました。2つのワクチンが公費負担で接種可能となっていますが素晴らしいことです。
Hib、肺炎球菌は、接種開始の月齢によって回数が異なりますが、2か月になったらすぐに始めて3回しっかり接種しましょう。ロタワクチン(生後6週から打てますが他のワクチンとの同時接種で2か月からの接種をお勧めします)、B型肝炎ワクチンも受けることができます。

3ヶ月
四種混合
ワクチンを始めましょう。四種混合には、ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオが含まれます。百日咳は3ヶ月からかかり、一年を通じて大人も肺炎を引き起こす病気です。

3カ月~ 
BCGを受けましょう。結核性髄膜炎は6ヶ月未満の乳児に多く、早めにBCGを接種することが重要です。

【注意】BCGの日程に合わせて、Hib、肺炎球菌、ロタ、四種混合ワクチンの日程を組まなければなりません。特に四種混合は20日~56日という接種間隔が定められたワクチンです。BCGが四種混合の初回接種の接種間に入ります。BCGは生ワクチンで接種後4週間はほかのワクチンが打てないため、四種混合の接種間隔を56日を超えてしまうことがあります。BCGの1週~2週前に四種混合の2回目を接種するのが理想的です。


1歳
麻疹風疹
ワクチンを始めましょう。風疹は現在流行していますし、麻疹は肺炎や脳炎を起こす怖い病気です。又麻疹は、罹患者の中で1歳児の割合が最も多く、また、非常に感染力が強く症状も重い病気です。麻疹風疹ワクチンは1歳になったらすぐに接種しましょう。
Hib、肺炎球菌もこの頃になると免疫が低下してきています。いっしょに追加接種を受けましょう。任意接種の水痘、おたふくかぜワクチンも名古屋市からの助成で受けることができます。

3歳~4歳
日本脳炎
が始まります。

年長さん
麻疹風疹
の追加を受けましょう。

9歳~13歳未満
日本脳炎
の追加を打ちましょう。

 

今年は花粉の飛散量が例年に比べて多いと予想されています。当院では、抗アレルギー薬、漢方などでその方にあったお薬をお出しします。毎年花粉症にお悩みの方は、花粉が飛散する少し前からお薬を服用することで、症状が抑えられます。早めの受診をおすすめしています。

年始から増えてきたインフルエンザがこの一週間ほどでピークを迎えています。
家族内だけでなく、保育園、幼稚園、小中高と感染の拡大がみられ、学級閉鎖も増えています。

今年の印象として、インフルエンザにかかっても、あまり熱が出ない方もいるようです。

迅速な診断、適切な治療、しっかりとした休息が大切です。

不安なことなど何でもお聞きください。

 

 

診療日は毎日、予防接種を行っております(予約制)

まずは受付まで、直接ご来院いただくかお電話(052-671-9911)にてご予約ください。

不活化ポリオや四種混合など、ワクチンの種類も変化し、「どのワクチンを打ったらよいの?」とお悩みのお父さん、お母さんもいらっしゃると思います。何でもご相談ください。

予防接種によって防ぐことができる病気があります。
お子様の健康のために予防接種を!

1月4日から平常通り診療をしています。
本年もよろしくお願いいたします。       

                              今泉クリニック院長 今泉 勲