インフルエンザが猛威を振るっています

2014年2月3日

みなさん寒い日がまだ続きますが、お体は大丈夫ですか? インターネット、テレビなどでみなさんご存知とは思いますが、インフルエンザが猛威を振るっています。

 【今シーズンの流行】
AH1pdm09という、平成21(2009)年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルスが、もっとも流行しています。B型、A香港型も見られます。

 【診断】
綿棒等で鼻の粘膜をこすり、液体に浸し、10分以内でインフルエンザに感染しているか結果が出ます。
(但し、1)症状がでてすぐだったり、2)症状が出て3日目以降では、体内のインフルエンザウイルス量が少ない状況です。体内で発症後48時間までに検査を受けないと確実な診断ができません。)

 
【治療】
耐性(薬剤が効きにくいインフルエンザも報告されています)や年齢に合わせて、飲み薬、吸入薬、点滴などの薬剤で対応します。

私が診療していて感じることですが、例年に比べて、インフルエンザにかかった後に、のどいたやせき込みなどが残る方も多いですので、症状に合わせた薬もお出しいたします。

また、今年は子供さんの風邪では、目やにを伴うお子さんが多いようです。また、鼓膜をみてみると赤くなっているお子さんも多いです。

 
発熱、鼻汁、咳などのある方は医療機関を受診してください。
当クリニックでは、感染対策のため、空気清浄器、感染症診察室、待合をご用意しています。

 

                         院長 今泉 勲